空き家の利活用を促進 福島県南相馬市 相談窓口「ミライエ」開所

 

開所したミライエ。窓口での相談対応に当たる3人のスタッフ

 

2023/01/10 21:04

 

 福島県南相馬市の空き家と住まいの相談窓口「ミライエ」が10日、市内原町区に開所した。空き家所有者や利用希望者の相談に対応し、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故などで増加した空き家の利活用促進に取り組む。市が南相馬空き家・空き地サポートセンターに運営を委託する。

 空き家に関する相談を一本化し、所有者と希望者のマッチングを促す。パンフレットなどで活用方法を発信する他、相談会などを企画、運営する。市内の実態調査も実施予定。市によると現在、市内には約1100棟を超える空き家がある。

 窓口の住所は原町区旭町1丁目46の4。隣接する移住相談窓口「よりみち」と連携する。市職員2人とサポートセンターから1人の計3人が対応する。ミライエの窓口は平日午前9時から午後4時まで。

 同日、同所で開所式を行い、約20人が出席した。門馬和夫市長やサポートセンターの荒明健会長があいさつした。

 

関連記事

ページ上部へ戻る