オープン直後のエスパルいわきで買い物を楽しむ来店者

 

2023/01/15 19:13

 

　福島県いわき市のＪＲいわき駅直結の「ホテルＢ４Ｔいわき」と商業施設「エスパルいわき」の１０階建て一体型施設が１５日、開業した。いわきの新たなランドマークとして、中心市街地の活性化と駅の利便性向上が期待される。

　ＪＲ東日本と仙台ターミナルビルが整備した。１～３階がエスパルで、スパリゾートハワイアンズ直営レストラン「マハロア」、大川魚店の飲食店、タリーズコーヒー、ドーナツ専門ブランド「ラ　パナデリーア　ドッツ」など１２店が入居している。

　今後、牛タン店とドラッグストアがオープンする。

　４～１０階のホテルＢ４Ｔいわきは、ＪＲ東日本の新ホテルブランド。各種サービスをデジタル化し、省人化運営している。２２７客室を備え、グループホテルのＪＲ東日本ホテルメッツと比べ、宿泊料金は１０００円ほど安価に設定している。

　オープニングセレモニーが行われ、ＪＲ東日本の喜勢陽一副社長が「地域と連携して人と物の交流をつくりたい」と抱負を述べた。喜勢副社長、松崎哲士郎仙台ターミナルビル社長、内田広之市長らがテープカットした。