地場産大豆を使った納豆商品化 福島県田村市船引 2月3日から農産物直売所で販売

 

白石市長(右から2人目)に納豆をPRする、やってみっ会のメンバー

 

2023/01/31 09:49

 

 福島県田村市船引町瀬川地区の住民有志でつくる「やってみっ会」は、地場産大豆を使った納豆を商品化した。2月3日から市内の農産物直売所ふぁせるたむらで販売する。

 普通の大豆を使った「せがわさん納豆(白)」(予定価格・税込み180円)と、黒大豆を使った「せがわくん納豆(黒)」(同250円)の2種類を作った。遊休農地の活用や農業の振興、地域活性化を目的に開発に取り組んだ。県の「浜通り地域等県産品応援事業」の一つ。住民が大豆を栽培し、市内の一般社団法人スイッチと連携して発酵食のワークショップを開くなどし、試行錯誤を繰り返してきた。

 会の佐々木正和さんらメンバーは27日、市役所に白石高司市長を訪ね、商品をPRした。白石市長は「納豆づくりが地域の産業に成長することを期待したい」と激励した。

 

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