ナショナルサイクルルート指定を後押し 研究会が発足 福島県いわき市で初会合
自転車を通じて地域の魅力を発見しようとあいさつする井出会長
2023/03/02 09:45
浜通りでの国のナショナルサイクルルート指定を後押ししようと、福島県いわき市や相双地方などの民間事業者でつくる研究会が1日、発足した。同日、いわき市のワンダーファームで初会合を開いた。
研究会会長の井出茂川内村商工会長のほか、相馬市松川浦観光振興グループの管野貴拓事務局長、ワンダーファームの元木寛社長ら15人が出席した。井出会長が「自転車という切り口で地域の魅力を発見していこう」とあいさつした。
自転車を通じた観光誘客策の情報を共有したほか、今後立ち上げる研究会のウェブサイトに会員おすすめのサイクリングコースや絶景ポイントなどを盛り込む案が示された。
今後も定期的に会合を開き、インバウンド(訪日客)を見据えてサイクリストの宿泊環境や観光コンテンツの充実を目指す。