毎月7日は「常磐もの」 福島県いわき市のスーパー「マルト」が特注弁当 企業、行政機関向けに販売

 

内田市長(左から2人目)に特注弁当をPRした田子さん(同3人目)

 

2023/03/08 21:10

 

 スーパーのマルト(本社・福島県いわき市)は、いわき市が定めた「さかなの日」の7日、地元の魚介類「常磐もの」をふんだんに使用した特注弁当を企業や行政機関向けに販売した。魚食の推進と販路の開拓が狙いで、初の取り組み。今後も毎月7日のさかなの日に売り出していく。

 常磐ものと三陸沖の海産物の消費拡大を推進する経済産業省のプロジェクト「魅力発見!三陸常磐ものネットワーク」の一環。地域商社のいわきユナイトがマルトに企業、行政向け弁当の販売を提案した。

 弁当は税込み700円~1500円の4種類。メヒカリ南蛮漬け、カツオのカレー揚げなど小名浜海星高水産クラブが考案したメニューを使用している。市役所や東北電力などから注文が入った。

 料理は今後、魚介類の旬に応じて変更する予定。20個以上の注文であれば配達に応じ、20個未満の場合は最寄りのマルトで受け取る。いわきユナイトの経営者田子哲也さんは「常磐ものの新たな魅力発見につなげたい」としている。

 田子さんは7日、市役所を訪れ、内田広之市長に特注弁当の販売を報告した。内田市長は試食し、常磐もののおいしさを堪能した。

 弁当の注文はいわきユナイトが受け付けている。

 

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