豪パースでそば振る舞う 福島県川内村の川内高原そば 復興支援の感謝込め

 

手打ちのそばを振る舞った川内高原そばのメンバー

 

2023/07/05 20:40

 

 福島県川内村の川内高原そばのメンバーはオーストラリアのパースを訪れ、日本人学校のパース補習授業校で村特産のそばを振る舞った。

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生後、県人会「パースふくしまの会」を通して、同校などから村に多くの支援が寄せられた。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いた機を捉え、感謝の気持ちと復興の現状を伝えようと新妻幸子代表ら7人が訪問した。

 メンバーは水素を活用した燃料電池で動くキッチンカーでそばをゆで、生徒や関係者約140人に振る舞った。「今まで食べたそばで一番おいしい」「川内まで食べに行きたい」などと喜ぶ声が上がった。

 新妻代表は「子どもたちがおいしそうにそばを味わってくれて、とてもうれしかった。これからも交流を続けていく」と語った。

 

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