高校生「語り人キャラバン」 福島県富岡町で8月3日初公演 災害テーマに読み聞かせ
紙芝居の読み方を練習する語り人キャラバンの高校生ら
2023/08/03 09:17
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生当時に生まれていない小学生らを対象に紙芝居や絵本の読み聞かせを行う「語り人(べ)キャラバン」は3日、福島県富岡町文化交流センター「学びの森」で初公演を行う。
キャラバンは町内のNPO法人富岡町3・11を語る会が結成した。震災当時4~6歳だった高校生が震災を学ぶとともに、子どもたちに当時の出来事などを伝える。災害をテーマにした紙芝居を読み聞かせる。
7月29、30の両日、同県郡山市で初公演に向けた練習会を開いた。市内のあさか開成高と同県広野町のふたば未来学園高の生徒ら6人が参加した。同県いわき市で紙芝居の読み聞かせなどを行っている青木由紀子さんから読み方の指導などを受け、表現力を身につけた。
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NPO法人富岡町3・11を語る会は語り人キャラバンのメンバーを募集している。対象は福島県内の高校生。