被災民家の歴史資料守ろう 9月3日、シンポジウム 福島県相馬市の相馬高若駒会館

 

民家から見つかった歴史資料の保全に取り組む鈴木さん

 

2023/08/17 09:05

 

 福島県沖地震などで被害を受けた民家に残された歴史資料の保全を考えるシンポジウム「そうまの歴史を守る・つたえる」は9月3日午後1時から、福島県相馬市の相馬高若駒会館で開かれる。

 学術関係者、郷土史研究家らでつくる「そうま歴史資料保存ネットワーク」の主催。市内では東日本大震災、台風19号、2021(令和3)年と2022年の福島県沖地震で家屋や蔵が大きな被害を受けた。解体に伴い、民家に残る文化財が廃棄される危険性があるという。同ネットワークは、文化財や資料の調査、記録、保全などの活動に取り組んでいる。

 シンポジウムで活動内容を報告・発表する。パネルディスカッションを催し、地域の文化財を伝承する意義について有識者が意見を交わす。シンポジウムに先立ち、午前9時30分から正午まで、参加者が市内の史跡を巡る。相馬高や相馬中村神社、市歴史資料収蔵館などを訪れる予定。

 同ネットワーク代表で日本画家の鈴木龍郎さん(71)は「相馬の貴重な文化財を守るきっかけにしてほしい」と来場を呼びかけている。

 入場無料。問い合わせは事務局の相馬商工会議所へ。

 

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