西芳照シェフ、ラグビーW杯日本代表に帯同 サッカー男女に続き選手支える

 

ラグビー日本代表チームに初めて帯同する西さん

 

2023/08/17 09:19

 

 サッカー男女の日本代表専属シェフを務めた西芳照さん(61)=福島県広野町=が、9月8日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)2023フランス大会の日本代表チーム帯同シェフに選ばれた。15日、日本ラグビーフットボール協会が発表した。西さんは19日から始まるイタリア遠征からチームに帯同する。

■「経験生かし選手支える」

 西さんは16日、福島民報社のインタビューに答え、「おいしい料理を選手に提供し、選手が試合で躍動して力を発揮できるようにサポートする」と意気込みを語った。

 ―ラグビーの日本代表チームには初めての帯同となる。

 「昨年末に協会から打診を受けた。18日夜に選手と初めて会う。関係者の信頼を勝ち取れるように頑張る。選手を食で支えることに変わりはない」

 ―競技によって選手の体格などは異なる。どんな点を意識して料理を提供するのか。

 「選手の体力維持に注意して料理を作りたい。豆料理や、キヌアと呼ばれる雑穀などを提供する予定だ。サッカーとは違い、品数も多くなるだろう」

 ―今大会の勝負飯は。

 「特に決まっていない。選手がどんな練習をして、どんな栄養を必要としているのかを把握する。持ち込める食材も限られているので、管理栄養士らと相談しながら料理を提供したい」

 ―福島県民も応援している。

 「いわきをはじめ、福島県内もラグビーが盛んだ。選手が試合で良い結果を残せるよう、今までの経験をフルに生かしたい」

 

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