ふたば未来(福島県広野町)が個人戦も3種目V、大会5冠 全国中学バドミントン

 

男女の団体戦に続き個人3種目を制し、今大会5冠を喜ぶふたば未来の選手ら

 

2023/08/23 20:30

 

個人戦で日本一に輝いたふたば未来の(左から)溝尾、畠山、山城、増田、宮下

 

 第53回全国中学校バドミントン大会は最終日の23日、高知市の県立春野総合運動公園体育館で男女個人戦の準決勝、決勝を行った。ふたば未来(福島県広野町)は男子シングルスで山城政人(3年)、男子ダブルスで宮下翔伍・増田遥(ともに3年)組、女子ダブルスで畠山想来・溝尾花奈(同)組がそれぞれ優勝した。ふたば未来は21日に団体戦で男女同時優勝を果たしており、今大会全6種目のうち5種目を制した。

 福島県勢が男子シングルスを制するのは2大会連続9度目、同ダブルスは5大会ぶり5度目、女子ダブルスは5大会ぶり7度目となった。通算記録には富岡一時代と東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の影響で練習拠点を移していた猪苗代時代を含んでいる。5冠は猪苗代として臨んだ2018(平成30)年大会の全6種目制覇に次ぐ快挙。2019年に開校したふたば未来としては過去最高の成績。

 今大会最終日ではこの他、女子ダブルスで山北莉緒(3年)・芳賀凜歩(2年)組が準優勝し、上野優寿・伴野碧唯(ともに2年)組が3位となった。男子ダブルスの植木伸弥・品田莉希(ともに3年)組も3位に入った。

 

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