協定書を手にする（左から）太田理事長、門馬市長、川本理事長

2023/09/28 09:34

　全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしフェア」実行委員会と福島県南相馬市は２７日、地域活性化と産業振興に向けた包括連携協定を締結した。フェアへの出展などを通し、市や市内事業者と全国の企業、自治体を結び付ける。

　市役所で締結式を行い、実行委事務局を務める城南信用金庫（本店・東京都品川区）の川本恭治理事長、実行委員のあぶくま信用金庫（本部・南相馬市）の太田福裕理事長、門馬和夫市長が協定書に署名した。門馬市長は「市に進出するロボットベンチャー企業や地元事業者をＰＲし、子育て支援などに力を入れている市の取り組みも広めたい」と述べた。

　川本理事長は「ご縁に感謝し、南相馬市の魅力を全国に伝えたい」、太田理事長は「地域経済の発展に向けて市内事業者の全国的な展開を後押ししたい」と語った。福島民報社の芳見弘一社長らが立会人として同席した。