台風13号で浸水被害の宮小 2カ月半ぶり、校舎に「ただいま」 復旧作業が完了し授業再開 福島県いわき市

 

再開した宮小の校舎に登校する児童

 

2023/11/28 09:57

 

 9月の台風13号による大雨で浸水被害を受けた福島県いわき市内郷宮町の宮小は校舎の復旧作業が完了し、27日に同校での授業を約2カ月半ぶりに再開した。慣れ親しんだ学びやに全校児童約60人が登校し、教室に笑顔が戻った。

 校舎内には「おかえり」と記された紙の飾りが取りつけられ、児童を出迎えた。市内の長倉小や綴小の児童、同じ校舎で過ごした内郷二中生の応援メッセージも掲示された。

 9月8日の大雨では、同校近くを流れる宮川があふれ、校舎1階に土砂が流れ込んだ。同19日からは約800メートル離れた内郷二中の校舎を間借りして授業を再開していた。浸水した体育館は、来年2月からの使用再開を目指し、床下の清掃などが進められている。

 

関連記事

ページ上部へ戻る