請戸小児童の避難、箏と朗読で表現 福島県富岡町で演劇祭

 

「請戸小学校物語」を演じた出演者

 

2023/12/10 09:00

 

 福島県のNPO法人富岡町3・11を語る会による富岡演劇祭は9日、富岡町文化交流センター「学びの森」で始まった。東日本大震災の津波から避難する児童の様子を描いた「請戸小学校物語」を箏(そう)と朗読で表現した。10日まで。

 町の共催で、昨年に続き2度目。富岡町民劇団ホームによる詩「さくら並木」の朗読で幕を開けた。請戸小学校物語は双葉町出身の箏奏者大川義秋さんが演奏し、東日本大震災・原子力災害伝承館の職員で震災時は請戸小(浪江町)の児童だった横山和佳奈さんが朗読を担当した。劇中、ふたば未来学園高の生徒が登場人物の語りや気持ちを表した。

 脚本・演出を担当した富岡町3・11を語る会の青木淑子代表は「請戸小学校物語を福島の教訓として伝えていきたい」と語った。

 10日はいわき青春座による「小野小町物語」、郡山ロック座の「cavaret」、富岡無名座の「佐藤昭治の日記」を上演する。入場料は大ホールで上演される演目ごとに千円となる。

 

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