正月飾り求め、住民らでにぎわう 福島県広野町 年末の風物詩「暮市」

 

手作りのしめ縄を販売する子ども(左)

 

2023/12/26 20:00

 

 福島県広野町の年末の風物詩「暮市」は24日、JR広野駅西側の駅前通路で開かれ、正月飾りなどを買い求める町民でにぎわった。

 商店街には地元産の野菜やたこ焼きを販売する屋台などが26店並んだ。町内のふたば未来学園高の生徒が校内で運営する「cafeふぅ」のメニューも店頭に並び、人気を集めた。

 町内の多世代交流スペース「ぷらっとあっと」のブースでは、町内の子どもたちが手作りしたしめ縄を販売した。しめ縄が完売すると、子どもたちは笑顔を見せていた。ぷらっとあっと共同代表の青木裕介さんは「子どもたちの力作が人気を集めていてうれしかった」と話した。

 暮市は広野町商工会、町商工会青年部の主催。60年以上の歴史があり、毎年12月24日に開いてきた。

 

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