福島県いわき市の魅力を捉える 3月8日まで写真展示イベント 首都圏在住の若者らが企画

 

プロジェクトで撮影した写真を披露する徳山さん

 

2024/02/25 17:00

 

 首都圏の若者らが、福島県の魅力を発信する企画づくりを通じ本県との関係を深めてもらう「Make it!ふくしまプロジェクト」の写真展示イベントは24日から3月8日まで、いわき市平3町目のゲストハウス&ラウンジFAROiwakiで開かれている。市内の高校生が地元の魅力などをフィルムカメラで撮影した写真を並べている。

 プロジェクトは県の主催。首都圏の20代から40代の計14人が会津、中通り、浜通りの3チームに分かれて福島の魅力を発信する企画を実施している。本県との結び付きを深め、関係人口の創出につなげる狙いがある。

 浜通りチームのメンバー4人は昨年9月と12月にフィールドワークを行い、いわき市の魅力を写真で発信しようと企画。地元の高校生9人に依頼し、フィルムカメラ「写ルンです」で友人との日々や、好きな風景・場所を撮影してもらった。撮影枚数が制限される中で高校生が思いを込めて撮影した。

 「アオハルいわき~切り取れ青春~」と題し、会場には高校生が1月から撮影した写真75点を展示している。展示終了後に撮影した写真でアルバムを作る計画もある。撮影に参加した徳山美紅さん(いわき光洋高3年)は「友人と撮影した写真を展示した。プロジェクトに参加して人と人の輪が広がった」と語った。

 

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