荘厳な歴史絵巻を堪能 外国人留学生が相馬野馬追を見学 伝統文化に親しむ 福島県南相馬市
相馬野馬追の行列を見学する米山記念奨学生ら
2024/05/27 17:00
国際ロータリー第2530地区の米山記念奨学生として福島県内の大学で学ぶ外国人留学生らは26日、南相馬市原町区で行われた相馬野馬追を見学し、日本の伝統文化に親しんだ。
同地区米山記念奨学会委員会と南相馬市の原町中央ロータリークラブ(RC)が企画、実施した。現役の奨学生やOB、OG、県内各地のRCの担当者ら約60人が参加した。原町区本町の桟敷席で、原町中央RCの会員の解説を聞きながら荘厳な行列を見学した。雲雀ケ原祭場では祭典の目玉の神旗争奪戦や甲冑(かっちゅう)競馬を観戦し、歴史絵巻を堪能した。
ネパール出身のタルス・ニタさん(東日本国際大4年)は「馬の力強さとスピードに感動した。日本の歴史に触れることができうれしい」と笑顔を見せた。