福島県浪江町で38・8度 7日の福島県内 4地点で観測史上最高を更新

 

「ふくしま涼み処」のこむこむで暑さを避ける高校生=福島市

 

2024/07/08 10:34

 

 

 7日の福島県内は高気圧に緩やかに覆われ、各地で厳しい猛暑となった。福島県浪江町で最高気温38・8度を記録するなど4地点で観測史上最高を更新した。

 福島地方気象台によると浪江町の他、石川町で37・8度、川内村で36・7度、白河市で36・0度まで上がり、各地点で観測史上最高の暑さとなった。

 県独自の避暑スポット「ふくしま涼み処」に指定されている福島市のこむこむでは、休憩スペースで暑さをしのぐ高校生らの姿が見られた。

 8日の県内は会津を中心に朝から雷を伴って激しい雨が降るところがある見通し。8日午後6時までに予想される24時間降水量はいずれも多いところで会津が120ミリ、中通りと浜通りが60ミリ。気象台は大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意を呼びかけている。

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 全国も厳しい暑さとなり、静岡市駿河区では午後1時18分に40・0度を記録した。全国で今年初めて40度台に到達した。

 

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