白水阿弥陀堂のハスの再生へ、児童が苗植え 福島県いわき市

 

育てたハスの苗を植える児童

 

2024/07/09 10:18

 

 福島県いわき市は8日、市内の国宝・白水阿弥陀堂のハスの再生に向け、地元の小学校と連携して境内の池にハスの苗を植えた。

 カメなどの外来種による食害や、昨年9月の大雨に伴う水害などで激減していたのを受けた取り組み。市と地元の内町、宮、高野、高坂、綴の5小学校などが2022(令和4)年から苗を育ててきた。池へ移植するのは今回が初めて。児童や市職員ら約150人が参加した。児童は長靴を履いて池に入り、用意した10株分の苗をさらに小分けにして池の中に移した。

 池のある浄土庭園は水害からの復旧工事を終え2日に利用を再開したばかりで、市はハスを復活させ、一層の観光誘客につなげる。高野小5年の大和田真愛(まな)さんは「頑張って植えた。白水阿弥陀堂を訪れた人に喜んでほしい」と話していた。

 白水阿弥陀堂の池には古代ハスの一種が群生していたが2021(令和3)年ごろからカメやイノシシによる食害などで激減した。昨年の大雨被害で浄土庭園全体が冠水し、減少に拍車がかかっていた。

 

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