「語学磨きたい」「積極的に交流」 米の姉妹都市派遣 原町高生6人、市役所訪れ抱負語る 福島県南相馬市

 

出発前のあいさつに臨んだ高校生ら

 

2024/08/04 18:30

 

 福島県南相馬市は、姉妹都市の米オレゴン州ペンドルトン市に高校生を派遣する。派遣団は2日、市役所を訪れ出発前のあいさつをした。

 姉妹都市相互派遣交流事業の一環で、旧原町市時代を含め20回目となる。今年は原町高の荒木千乃さん、鈴木桜子さん、志賀文博さん、日野岡早紀さん、佐藤遥菜さん、佐藤朝陽さんの1、2年生合わせて6人が参加する。7日に出発し約2週間、現地のホストファミリー宅に滞在しながら、ペンドルトン市長との懇談や農場訪問、ロデオ文化に関する視察、ペンドルトン高校での交流などを予定している。南相馬市多文化共生センターSAKURAの五賀典子さんが引率する。

 市役所でSAKURAの渡辺昌徳事務局長があいさつし、新田正英副市長、竹野光雄市議会副議長、大和田博行市教育長らが激励の言葉を述べた。

 派遣される高校生は自己紹介し「将来、国際的な仕事に就きたいので語学を磨きたい」「積極的にコミュニケーションをとって外国の文化を肌で感じたい」「南相馬の魅力を伝えたい」などと抱負を述べた。

 相互派遣交流事業では、ペンドルトン市からの訪問団が7月に南相馬市を訪れ、福島ロボットテストフィールドを見学したほか、高校生との交流や農業、武道、サーフィン体験などを楽しんだ。

 

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