夜ノ森駅ツツジ再び 町民ら苗木160株植栽 福島県富岡町

 

JR夜ノ森駅東口の花壇にツツジを植える参加者

 

2025/03/16 11:08

 

 福島県富岡町のシンボルの一つとして知られていたJR夜ノ森駅のツツジの再生を目指すプロジェクトの植樹祭が15日開かれた。町民らが里親として育ててきた苗木160株を駅東口の花壇に植えた。

 かつては駅の線路脇の土手を約6千株のツツジが彩っていた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に伴う除染で枝や葉の伐採を余儀なくされた。NPO法人元気になろう福島(川内村)が2020(令和2)年、プロジェクトを始めた。旧富岡二中などで切り取ったツツジの枝から苗木を育て、町民らが栽培してきた。

 花壇の利用許可が出たため初めて植樹した。住民や町職員ら約40人が参加した。プロジェクトに協力してきた須賀川市の大桑原つつじ園の渡辺久記社長や渡辺優翔さんに植え方を教わりながら、育ててきた苗木を花壇に移した。

 つつじの里親の会は約40人が引き続き、苗木を育てている。滝沢一美会長は「咲くのが楽しみ。どんどん広がってほしい」と再生へ願いを込めた。本田紀生理事長は「花の魅力をまちづくりに生かしてほしい」と期待した。

 

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