常磐ものを全500施設で DCに合わせ福島県旅館ホテル生活衛生同業組合 宿泊プランの目玉に

 

DCを契機に「常磐もの」の魅力発信を誓う関係者

 

2025/04/02 10:25

 

 福島県旅館ホテル生活衛生同業組合は2026(令和8)年4~6月の大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、県内の旅館・ホテルで、福島県沖で水揚げされる水産品「常磐もの」の取り扱いを拡充する。DC期間中に組合加盟の全約500施設でメニューなどに取り入れて販路を拡大し、県内の漁業の再生を後押しする。

 東京電力福島第1原発事故発生以降、県内の多くの旅館・ホテルでは常磐ものの流通経路が途絶えていた。多くの誘客が期待されるDCに合わせ、常磐ものを宿泊プランの目玉に位置付けるなどし、DC後を含めた継続的な販路の確保やブランド価値の向上につなげる。

 今年4~6月のプレDC期間中、観光と漁業の両分野で関係性を構築する。先行して常磐ものをメニューに取り入れている旅館などの知見を組合内で共有。交流イベント開催や流通経路の開拓に取り組む。

 プレDCがスタートした1日、組合は郡山市のホテル華の湯でキックオフイベントを開いた。小井戸英典理事長が「常磐ものの魅力を県全体で取り戻したい」と呼びかけ、渡辺利生企画戦略委員長が企画趣旨を説明した。県内旅館と漁業の関係者が対談し、福島県沖で漁獲量が劇的に伸びているトラフグの魅力、販路構築の在り方を語り合った。

 

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