遠洋航海実習へ出港 福島県いわき市・小名浜海星高の「福島丸」

集まった家族らに見送られ小名浜港を出港する練習船「福島丸」
2025/05/14 10:45
福島県いわき市の小名浜海星高の練習船「福島丸」に乗船する実習生は13日、太平洋海域での遠洋航海実習に向け、小名浜港を出港した。
今年度、初の航海実習。いずれも専攻科の海洋科1、2年生11人、機関科2年生3人の計14人が約50日間のマグロはえ縄漁の実習に臨む。7月2日に帰港する予定。
出港式では星輝光校長が「初心に立ち返り、最後まで慎重に実習に臨んでほしい」とあいさつ。実習生代表の阿部永遠[とわ]さん(20)=専攻科海洋科2年=が「先生や家族、仲間に感謝しながら実習に励み、笑顔で戻ってきたい」と述べた。
実習生の家族らが見送りに訪れ、航海の安全と無事の帰港を願った。