育て!建設現場の職人 「育成塾いわき校」の入塾式 「LGS下地」など9職種の基礎学ぶ 福島県いわき市

 

入塾式であいさつする田村代表理事(右)

 

2025/06/03 15:51

 

 建設工事の基礎を学び、建設現場で役立つ資格が取得できる「職人育成塾ふくしま・いわき校」の入塾式は2日、福島県いわき市の旧白水小校舎で行われた。

 入塾生6人のうち5人が出席した。主催者を代表し、建設業振興基金の奥地正敏理事が「適正に合った仕事を見つけ、誇りを持って業界に入ってほしい」、同塾代表理事の田村哲朗田村建材社長が「卒塾の際には新たな目標を見つけていてほしい」と呼びかけた。内田広之市長があいさつした。

 受講料や資格取得にかかる費用は無料で、建設業での勤務経験の有無にかかわらず参加者を募った。校舎を利用した訓練施設などを活用し、7月11日までの平日30日間の日程で訓練を行う。

 鉄骨で柱や枠を作る「LGS下地」をはじめ、「サッシ」「電気設備」「ボード」「クロス」「床」「機械設備」「空調」「緑化土木」の9職種の基礎を学ぶ。玉掛け技能や高所作業車、足場の組み立てなど六つの資格を取得できる。卒塾後は、希望する職種への就職活動を支援する。

 

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