魅力PRへロゴマーク 計画第1弾 福島県いわき市の以和貴温泉神社

 

湯浴み祈願を体験する草野さん(手前左)と比佐さん。奥は発表されたロゴマーク

 

2025/07/09 10:30

 

 福島県いわき市常磐湯本町の以和貴温泉神社は、境内に温泉が湧き出る同神社の魅力を改めてPRする「リブランディング計画」に乗り出した。第1弾として、同神社を象徴するロゴマークを8日に発表した。14日から体験型お参り「癒しの湯浴み祈願」もスタートする。

 ロゴマークは神社の鳥居の中に「ゆ」の文字が横になっているデザイン。歴史がありながらも居心地が良い同神社の特徴が表現されている。今後、のぼり旗、ちょうちん、お守り、御朱印などに使用される。

 湯浴み祈願は、境内で湧き出る「神籬の湯」の温泉を桶でくみ、願い事を込めたヒノキの玉を入れる。手湯と足湯で身を清めた後、玉を手に持って願い事を唱える。地元旅館のおかみでつくる「フラ女将」の草野幸永さん(うお昭)、比佐春日さん(松柏館)が体験し、「思い出に残るお参りになる。湯本温泉の盛り上がりにつながってほしい」と笑顔を見せた。

 同神社の佐波古正彦宮司は「神社の歴史を尊重しながら魅力を再提示し、後世に引き継いでいきたい」と語った。

 湯浴み祈願は午前8時30分から午後4時まで。初穂料500円。悪天候時などは中止する場合もある。

 

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