企業と外国人材橋渡し 就労支援室を設置 福島県の相馬商工会議所 8月6日にセミナー開催

 

協力体制を確認する会議所の役員ら

 

2025/07/24 15:48

 

 人材不足解消を目指す事業所と就労を望む外国人を結ぶため、福島県の相馬商工会議所は23日、外国人就労支援室を設置した。

 少子高齢化に伴い人材が不足する中、外国人の雇用で労働力の減少を食い止める。支援室を窓口に、事業所からの相談を受け付ける。事業所と、社会保険労務士や行政書士、不動産業者の橋渡しをする。外国人の生活を支えるため、日本語教室を開催している団体にも協力を求める。

 同会議所で打ち合わせを行い、関係者が協力体制を確認した。草野清貴会頭は「相馬市内の事業者のニーズを把握し、人材確保の助けになりたい」と語った。

 8月6日午後2時から、会議所で外国人就労支援セミナーを開く。行政書士の青田義仁さんらが講師を務め、雇用のコストや不法就労の防止などについて説明にする。

 受講は無料。問い合わせは同会議所へ。

 

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