道の駅なみえ河川公園上空で披露されたドローンショー

2025/08/14 11:10

　福島県浪江町出身の古農修一郎さん（３２）が代表を務めるドローン事業などを手がける「ＭＫプロデュース」（宮城県）は１３日、浪江町の道の駅なみえ河川公園でドローンを使って文字や町のキャラクターなどを描くショーを披露した。夏の夜空を幻想的な光で彩った。

　同社によると、屋外ドローンショーは町内で初めての開催。道の駅なみえで同日から始まった納涼夏祭りに合わせて企画した。発光ダイオード（ＬＥＤ）が付いた約１００台のドローンが音楽に合わせて約１３分間、光を放ちながら飛行した。町イメージアップキャラクター「うけどん」や同町の豊かな自然などを表現した。帰省した地元住民らに向け、「おかえり」のメッセージも夜空に描いた。

　故郷の復興を応援しようとイベントを企画した古農さんは「ドローンショーを恒例行事にして、浪江町に帰省するきっかけになってほしい」と話した。