競走馬の今季プール調教終了 福島県いわき市のJRAリハビリセンター 6カ月で819人が見学

プール調教を終えた馬
2025/10/21 17:13
福島県いわき市常磐白鳥町のJRA競走馬リハビリテーションセンターは15日、今季の競走馬用のスイミングプールでの馬の調教を終了した。5月の「プール開き」から約6カ月で計819人の見学者が訪れた。
気温と水温の低下に伴い、「プール納め」となった。最終日は秋晴れの下、馬3頭がプールでのリハビリに励んだ。見物客らが見守る中、深さ約3メートルの円形プール40メートルを3周し、調教を終えた。
今季は競走馬計9頭がプール調教に臨んだ。9月には見学エリアをリニューアルし、来場者が見やすいように改善するなどした。今後は陸上でのリハビリを継続し、レース復帰を目指す。
来年も5月ごろにプールの使用を開始する。




