繊細な音色で聴衆を魅了 「TSUNAMIバイオリン」コンサート 福島県南相馬市 追悼と復興への思い寄せる

 

TSUNAMIバイオリンを奏でる武内さん

 

2026/01/22 16:12

 

 東日本大震災の津波で被災した岩手県陸前高田市の流木から作られた、「TSUNAMI(つなみ)バイオリン」のコンサートは20日、福島県南相馬市民情報交流センターで催され、来場者が追悼と復興への思いを寄せた。

 相双倫理法人会の主催。TSUNAMIバイオリンを使い、千人の奏者が演奏の輪を広げる「千の音色でつなぐ絆プロジェクト」の一環で、今回で866人目。バイオリンには津波に遭いながら残った「奇跡の一本松」が描かれている。

 浪江町に移住したバイオリニスト武内良太朗さんが「G線上のアリア」や「アヴェ・マリア」などの名曲を披露し、繊細な音色で聴衆を魅了した。南相馬市のピアニスト根本摩利さん、ミュージシャンのnappo(なっぽ)さんが共演した。

 開演に先立ち、プロジェクトに携わる岩手県の実業家又川俊三さんが取り組みを説明。メジャーリーガー大谷翔平選手や菊池雄星選手を出した花巻東高の理事を務める立場から道徳教育や倫理経営に関する体験を語った。

 又川さんは南相馬市原町区の相双りんりん会館で21日に開いた相双倫理法人会の900回記念経営者モーニングセミナーでも講師を務めた。

 

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