武士の魂疫病に屈せず 相馬野馬追開幕
【福島民報ニュース】
国重要無形民俗文化財「相馬野馬追」は25日、開幕した。相馬、南相馬の両市で27日まで開かれるが、新型コロナウイルスの影響で行事の規模を大幅に縮小し、神事のみを無観客で執り行う。新型コロナの収束、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を願う。
初日は相馬市の相馬中村神社で奉上祭(ほうじょうさい)と出陣式を行い、騎馬武者約三十人が甲冑(かっちゅう)や陣羽織を着て臨んだ。相馬中村藩主家第三十三代当主・相馬和胤(かずたね)氏(79)の長男行胤(みちたね)氏(46)が総大将として出陣し、騎馬武者に向けて訓示。乗馬して大手門までの約200メートルを武者行列と共に行軍した。例年は出陣式終了後に相馬市街地を練り歩くが、中止とした。
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