東京大学×楢葉町 楢葉町内各所に化石、鉱物展示

【福島民報ニュース】

楢葉町は東京大の総合研究博物館が収蔵している世界や国内各地の化石や鉱物を町内の複数の場所に展示し、教育や観光に活用する。復興支援を受けている東大との縁で、同博物館の全面協力を受け、化石・鉱物の魅力を身近に感じられる町づくりを目指す。子どもたちの学びへの興味を引き出すとともに、回遊による観光振興につなげる。

町歴史資料館分館に保管されている化石の状態を確認する町職員。
博物館から運ばれたアンモナイトなどの化石が入ったケースが棚いっぱいに並んでいる

東大総合研究博物館は1966(昭和四41)年に開館した。
明治時代の大学設立以来、収集されてきた学術資料を保管し、教育研究活動に役立てている。博物館は今年2月に町との間で収蔵施設と展示に関する協定を締結した。町内の旧町商工会館を改修して整備中の町歴史資料館分館に、協定に基づき博物館の収蔵品の一部を保管するとともに、町内各所で展示する。

町歴史資料館分館の整備済みの部分には既に第一陣としてアンモナイトや三葉虫の化石や世界各国で集めたひすいなどの鉱物合わせて約30万点が運び込まれている。東大は保管する資料を今後も順次増やしていく。

町は2022(令和4)年度内の再開を目指し、東日本大震災で被災し休館中の町歴史資料館の再建を目指して設計作業に入っている。新たな資料館の展示に博物館の資料を取り入れ、専門家の解説付きで紹介する。常設展の他、企画展や東大の研究者による講演会なども検討している。

より身近に感じてもらうために町内各所に設ける予定の展示スペースは、みんなの交流館「ならはCANvas」や道の駅ならはなど、人が集まりやすい施設に設けることを想定。定期的に展示品を入れ替えながら、継続的に展示する。観光客らが学術的にも貴重な展示物を見ながら町内を巡る仕組みもつくる。

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