復興願うチューリップ 飯舘・佐須地区の休耕地に観光農園
東京電力福島第一原発事故に伴い避難指示が出された飯舘村佐須地区に、休耕地を活用した観光農園「チューリップ・花農園」が二十日、開園した。敷地面積約三・八ヘクタールに四十六種類合わせて約二十五万本が並んでいる。五月九日まで。
一般財団法人ふくしま未来研究会(福島市)とホクショー(同)、地域創造研究所(飯舘村)が共同で取り組む「飯舘村農地再生フラワーガーデンプロジェクト」の一環。
初日は現地でオープニングセレモニーが行われ、佐藤勝三ふくしま未来研究会代表理事らがあいさつした。来園者は山あいの斜面に咲く色とりどりの花を眺め、笑顔を見せていた。入園無料。開園時間は午前十時から午後四時まで。