UAEに福島県産桃200キロを輸出へ 震災後初めて 福島県が発表

 

 福島県は2日、アラブ首長国連邦(UAE)への県産モモ200キロの輸出が決まったと発表した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生以降、同国への県産モモの輸出は初めて。

 県によると、JAふくしま未来管内で生産された「まどか」50キロ、「川中島白桃」100キロ、「さくら」50キロが国内の輸出業者を通じて計4回に分けて輸出される。ドバイのレストランなどに卸されるという。

 県が昨年9月にドバイのレストラン約10店舗で県産モモの試験販売を実施した結果、複数の店舗から「仕入れを検討したい」との声があり、今回の輸出が実現した。

 同国へは2009(平成21)年度に県産モモ「ゆうぞら」を輸出した実績がある。

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