1カ月無断欠勤、上司に「殺したいほど憎い」 福島県、40代男性職員を停職処分

 

 福島県は30日、計1カ月間程度無断で欠勤した上、上司を脅迫するなどしたとして、県中地方の出先機関の40代男性職員を停職6カ月にするなどの懲戒処分3件を発表した。処分はいずれも同日付。

 県によると、職員は昨年8月28日から今年5月14日まで計35日と2時間5分の間、無断で欠勤した。昨年11月から今年5月まで、勤務中に上司の指導に対して「パワハラだ。殺したいほど嫌い」「私を首にしたら、あなたを殺して私も死ぬ」などと大声で騒ぎ、脅迫したという。上司は警察に被害届を提出する意思はないとしている。

 また、廃棄物処理法違反で書類送検され、不起訴処分となった県中地方の出先機関の30代男性職員を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。職員は3月15日から25日まで計四回にわたり、会津若松市のパチンコ店駐車場にガスコンロなどの家庭ゴミ16・8キロを投棄した。同店のパチンコ台の状態に不満を持ち、ゴミを捨てたという。

 道交法違反(速度超過)容疑で摘発された相双地方の出先機関の20代男性職員を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分とした。職員は4月11日午前10時35分ごろ、南相馬市原町区の県道で制限時速を32キロ超えたスピードで私有車を運転し、警察官に摘発された。

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