花で双葉町に笑顔を ハッピーロードネットと高校生 6号国道沿いに植栽

 
 福島県広野町のNPO法人ハッピーロードネットは18日、東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く双葉町の6号国道沿いの花壇で植栽活動を行った。南相馬市の相馬農高と広野町のふたば未来学園高の生徒らが参加し、地域を明るくしようと協力して汗を流した。

 花壇は双葉厚生病院入り口交差点にあり、東京電力福島第一原発事故発生前は双葉高生が花の苗を植えていた。町民を元気づけたいと、同法人が2017(平成29)年に植栽を再開した。

 植栽には両校の生徒と前田建設工業の社員ら合わせて約60人が参加した。相馬農高の生徒が今年7月から育ててきたビオラの苗約4000株を植えた。生徒は、6号国道を通る人に喜んでもらおうと、笑顔のマークができるように苗を配置し、丁寧に土を掛けていた。

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