持続可能な水産業へ、アラの商品開発 福島・いわき市の「おのざき」

 

持続可能な水産業の実現に向けて、支援を呼び掛ける雄一さん(左)と永理さん

 

2022/02/12 20:40

 

福島県いわき市の鮮魚販売店おのざきの四代目小野崎雄一さん(25)は魚をさばく際に出るアラを活用した商品化に乗り出す。3月15日までクラウドファンディングで支援を募っており、雄一さんは「共感の輪が広がってくれたら」と願っている。

 鮮魚店のほか飲食店を運営するおのざきでは、毎月250トン程度のアラが出るといい、これまでは全て廃棄していた。持続可能な開発目標(SDGs)の実現などに向け、社会的関心が高まっている「食品ロス」を減らし、持続可能な水産業を実現する狙い。

 瞬間冷凍後に粉末にしただし製品や、県内で廃棄されている規格外の野菜と合わせたアラ汁などの商品化を目指す。資金の目標は100万円で、必要な機械の購入などに充てる予定だ。

 雄一さんは一昨年、東京都からUターンして家業に入った。漁獲量が年々減る中、廃棄物を減らすなど漁業の将来を見据えた経営が必要と感じたという。昨年に長女が生まれてその思いは強まり、昨年末にプロジェクトを企画した。妻永理さん(30)ら6人と取り組んでいる。雄一さんは「震災で福島の水産業は深く傷ついた。環境に配慮した水産業を福島から始めていきたい」と意気込む。

 

 クラウドファンディングのURLは

  https://camp-fire.jp/projects/view/534994

 問い合わせは、おのざきへ。

関連記事

ページ上部へ戻る