模擬合戦で熱い戦い 福島県南相馬市でサムライフェス
甲冑(かっちゅう)姿で合戦を繰り広げる参加者
2022/05/05 21:09
福島県相馬地方に息づく武士文化を広く発信する「第6回サムライフェス」は5日、南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で開かれた。
相馬地方の高校生らでつくる実行委員会の主催。新型コロナウイルスの影響により2年連続で中止しており、3年ぶりの開催となった。「相馬」「伊達」の両陣営に分かれ、模擬合戦「南相馬矢野目の戦い」を繰り広げた。甲冑(かっちゅう)姿の約50人が特製のやりを手に相手の陣地に攻め込んだ。
スポンジの刀で相手の腰に付いた紙風船を割る「こども合戦」も催し、子どもたち約40人が観衆の声援を受けながら元気いっぱいの戦いを見せた。