防災・労災体験機能備える 福島ミドリ安全がいわき支店オープン 災害時に避難所の役割

 

災害や労災などを疑似体験できるVRコーナー

 

2022/08/02 09:18

 

 福島県郡山市に本社を置く福島ミドリ安全は3日、防災・労災体験機能を備えた、いわき支店を福島県いわき市洋向台にオープンする。環境配慮型の建物で、災害時には避難所の役割も果たす。開所に先立ち1日、報道機関に設備を公開した。

 平常時は太陽光発電を自家消費し、災害時は太陽熱や充放電器付パワコン(V2X)を活用する。EVやPHV、FCV(燃料電池車)からの電力供給も可能という。防災や感染症対策などのグッズも保管している。

 労災防止に向け、33業種約100パターンの労災状況を体感できるVR(バーチャル・リアリティ)体験機能もある。

 建物の各種機能は自社での活用だけでなく、自治体や地元企業の研修、一般利用にも開放する。

 

関連記事

ページ上部へ戻る