二十歳の節目 誓い新た 福島県川内村で集い

 

誓いの言葉を述べる秋元さん=川内村

 

2022/08/16 09:25

 

 福島県川内村の「二十歳のつどい」は15日、村コミュニティセンターで催され、出席者が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を進める古里で、二十歳の節目に夢に向かって誓いを立てた。

 対象者27人のうち9人が臨んだ。遠藤雄幸村長が代表の町田麗汰さん(20)に成人証書を手渡し、「何があっても立ち向かう精神で、新たなことに挑戦してほしい」とお祝いの言葉を述べた。

 渡辺一夫村議会議長が祝辞を贈った。秋元千果さん(20)が「生きる力を養い、自己実現できる大人になりたい」と誓った。

 川内小、川内中時代の恩師5人が、お祝いの言葉を贈った。成人9人は1分間スピーチで、それぞれの夢や誓いを発表した。

 4月の改正民法施行で成人年齢が18歳に引き下げられた。川内村は例年お盆に開催していた成人式を「二十歳のつどい」と変え、対象年齢を二十歳のままとした。

 

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