東京で初の合同イベント「赤磐×浪江 ゆい(結)フェア」 22日と23日に福島県浪江町と岡山県赤磐市
一層の連携強化を誓う吉田町長(右)と友実市長(左)。中央は竹谷副大臣
2022/10/23 09:47
福島県浪江町と岡山県赤磐市は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故をきっかけに絆を強めている。22、23の両日、東京駅近くのKITTEで初の合同イベント「赤磐×浪江 ゆい(結)フェア」を催し、浪江町の今の姿を発信している。
浪江町と赤磐市の縁は2011(平成23)年11月の県議選と浪江町長選がきっかけだ。赤磐市が全国市長会を通じて浪江町選管委に応援職員を派遣したのが始まりで、その後も人的支援を続けている。派遣した職員は29人に上る。2021(令和3)年3月には地域活性化包括連携協定を結んだ。
22日はオープニングで、友実武則赤磐市長が「復興はまだまだ道半ば。福島県を支えようという気持ちを日本全国で共有したい」と語った。吉田栄光浪江町長は「赤磐市との縁を大切に復興を前に進める」と述べた。竹谷とし子復興副大臣も駆けつけた。
フェアでは浪江町を紹介するパネル展示の他、なみえ焼そばや赤磐産シャインマスカットなどの特産品を販売している。移住相談にも応じている。