相双沖の天然トラフグ料理提供店のチラシ作成 福島県相馬市の協議会1日から観光施設などに配布
チラシに掲載される施設が提供するトラフグ料理の一例を紹介する草野会長
2022/11/01 09:18
福島県相馬市内で「福とら」が食べられる施設を紹介するPRチラシ
相双沖で取れる天然トラフグのブランド化を目指す福島県相馬市「福とら」活用推進協議会は、市内でトラフグ料理を提供する飲食店や宿泊施設を紹介するチラシを作成した。1日から浜の駅松川浦など市内の観光施設をはじめ、中通りや宮城県内の道の駅などで配布する。
チラシはフグ刺しなど料理の写真、福とらを使ったメニューを提供する八つの店舗・宿泊施設を掲載している。協議会は「まずは地元で福とらの品質の良さを認めてもらうことが重要」としている。市内で観光客や市民らにトラフグを味わってもらい、新たな「常磐もの」としての魅力を定着させたい考えだ。
チラシ完成に合わせて10月31日、市内の観光ホテル喜楽荘で、報道陣向け試食会が開かれた。歯応えのある刺身、唐揚げ、雑炊などメニューの一例が紹介された。協議会の草野清貴会長(相馬商工会議所会頭)は「下関の関係者からも福とらの品質にお墨付きをもらった。自信を持って売り出す」と話した。
チラシ掲載の福とら提供施設は次の通り。
江戸一、割烹山王閣、和料理みはらし、割烹やました、観光ホテル喜楽荘、ホテル飛天、ホテルみなとや、鮨はやし