福島県相馬市の相双五城信用組合とあいおいニッセイ同和損保がSDGs推進協定
SDGsに関する連携協定を結んだ(右から)梅沢理事長、小林支店長
2023/02/01 09:10
相双五城信用組合(本部・福島県相馬市)と、あいおいニッセイ同和損保は31日、SDGs推進に関する包括連携協定を結んだ。あいおいニッセイ同和損保が金融機関とSDGsに特化した協定を交わすのは県内では初めてという。
両者はSDGs普及啓発ノウハウの共有、人的・物的ネットワークや商品を活用し、地元中小企業にSDGsの理念を踏まえた経営を指南して持続可能な企業経営を支援する。
相双五城信用組合本部で締結式を行った。梅沢国夫同組合理事長、小林秀次同社福島支店長が協定書に署名した。梅沢理事長は「地域社会づくりにはSDGsの理念が不可欠。相互連携で経営者支援などを発展させていく」と誓った。小林支店長も「ともに『地域密着』を掲げている。SDGsの取り組みを加速させ、経済活性化や課題解決を目指す」と述べた。
相双五城信用組合は2020(令和2)年2月に「SDGs宣言」を策定し、営業エリアの浜通りと宮城県南部で持続可能な地域社会の実現を目指している。