東京で福島県支援イベント「がんばっぺ福島!応援の集い」 県産品味わい、フラガールのステージも
県産品を味わいながらフラガールの踊りを楽しむ参加者
2023/03/05 09:05
東京電力福島第1原発事故の風評被害などを受ける福島県の支援イベント「がんばっぺ福島!応援の集い」は4日、東京都のベルサール東京日本橋で開かれた。4年ぶりに県産品を味わう会食やステージライブなどを催し、首都圏の企業や官公庁からの参加者が復興応援に向けて心を一つにした。
飲食業などを手がける無洲(東京都)、がんばっぺ企画、県のアンテナショップ・日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)の主催。無洲の浅野正義会長が「自信を持って福島産を勧めている。交流しながら福島への思いをつなぎ、大きな力にしてほしい」とあいさつした。内堀雅雄知事が来県と応援を呼びかけた。復興発信の表現方法などを学ぶ講座「ふくしまナラティブ・スコラ」の修了生が体験や古里への思いを発表した。
スパリゾートハワイアンズのダンシングチームや本県を応援するミュージシャンの特別バンドが会場を盛り上げた。県酒造組合の渡部謙一会長の音頭で乾杯し、参加者は県産酒とともに県最高級ブランド米「福、笑い」や県産牛、あんぽ柿、メヒカリなどの食材を使った料理を味わった。
福島民報社から芳見弘一社長が出席した。