門馬市長に入選を報告する（左から）佐藤店長、伊藤社長

2024/02/19 17:00

　福島県南相馬市鹿島区の常磐自動車道南相馬鹿島サービスエリア（ＳＡ）利活用拠点施設のセデッテかしまは、旅行新聞新社（本社・東京都）の「プロが選ぶ観光・食事・土産物施設１００選」に５年連続で選ばれた。１４日、運営する野馬追の里の伊藤博人社長とセデッテかしまの佐藤孝征店長が市役所を訪れ、門馬和夫市長に結果を報告した。

　全国の旅行会社や支店など約１万４３００事業所などに配布した専用はがきとインターネットによる投票を集計して選考される。セデッテかしまは２０２０（令和２）年に初入選して以来、５年連続で栄誉を手にしている。

　伊藤会長によると、トイレや休憩機能の整備が行き届いている点が評価されたと分析され、接客や品ぞろえも高い評価があったという。「利用者は間もなく１千万人を迎えるところだ。地域を表すような特色あるお買い物ができる場所を目指す」と話した。

　門馬市長は「目標以上の利用者数にはおもてなしがベースにある。地域の期待に応えてもらいありがたい」と労をねぎらった。