スイミングスクールで授業 福島県いわき市の磐崎小 校内プール老朽化で
プールに入り授業を楽しむ児童
2024/07/09 20:00
福島県いわき市の磐崎小の水泳授業は8日、市内小名浜の大教スイミングスクール小名浜校で開かれた。
同スクールと連携する体育の水泳授業の一環として今年度も実施し、4年目を迎えた。同校では校内のプールが老朽化に伴い使用できないことから、事業を通して教員の指導力向上や児童の泳力向上などを目指している。
この日は、4年生の児童約70人が参加した。児童はプールに入り楽しく授業に臨んだ。今年の同校の水泳授業の開催は9月24日までを予定している。参加した小林優斗さん(10)は「(授業は)楽しい。クロールを50メートル泳げるようになりたい」と笑顔を見せた。
市教委の担当者によると、市内の小中学校の8割ほどのプールが築年数30年以上となっている。老朽化などの影響による修繕の必要性がある学校もあるというが、財源確保が難しいのが現状だ。