「35歳の自分」をテーマに発表 いわき総合高ライフプラン学習 職業や結婚など考え示す 福島県いわき市

 

「35歳の自分」をテーマにライフプランを発表する生徒(右)

 

2025/02/02 17:00

 

 福島県いわき市のいわき総合高のライフプラン発表会は1月22、29の両日、同校で開かれた。1年生が「35歳の自分」をテーマに将来進みたい職業や20年後の自分の将来像について発表した。最終日は市の市民公益活動団体支援事業「スタートアップ講座」も兼ねて開かれ、講師の市民活動実践者が発表に対する講評を述べたほか、市民活動の内容を紹介した。

 年間を通じて自己理解や職業理解、コミュニケーションワークショップなどに取り組む教科「産業社会と人間」の集大成として企画した。生徒200人が参加し、五つのクラスごとに一人ずつ2日間に分かれて発表。最終日は生徒が看護師や保育士、美容師、イラストレーターなど希望する職業や結婚への考え、35歳までの道筋を語った。「家庭と仕事を両立する看護師として活躍している」などと将来像も示した。

 いわき応援チームENの坂本雅彦代表、Wendyの三浦綾代表理事ら5人の市民活動実践者が各クラスに分かれて生徒の発表を聞き、感想を述べた。それぞれの団体の取り組みについても紹介した。

 市の市民公益活動団体支援事業は、市内のNPO・ボランティア団体と連携・協働しながら市民活動を促進するのが狙い。スタートアップ講座は学生に市民活動を知ってもらおうと、今年度初めて開いた。

 

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