川俣シャモうまみ凝縮 町農業振興公社「スープの素」発売

 

 川俣町農業振興公社は二十一日、町特産の県認証ブランド地鶏川俣シャモのうまみを凝縮した新商品「軍鶏スープの素」(税込み八百円)の販売を開始した。 

 川俣シャモの鶏ガラやモミジを煮だした濃厚な白湯スープに、湯煎でじっくりと抽出した黄金色に輝く鶏油を合わせ、香り高いしょうゆ味に仕上げた。一本三百三十グラム入り。五倍から八倍に割ってラーメンスープや鍋料理に使う。 

 経済産業省の商品開発事業「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」の一環で郡山市の小田原屋が製造を担当した。町農業振興公社の渡辺良一専務と小田原屋の芝田机太郎社長は「寒い日が続く中、濃厚なスープで体を温めてほしい」とPRしている。 

 商品は道の駅かわまたなどで販売している。問い合わせは町農業振興公社 電話024(566)5860へ。 

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