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格差生んではならない 粘り強い働き掛け覚悟【復興を問う 帰還困難の地】(84)
大熊町大川原地区に四月にオープンした商業施設の喫茶店「レインボー」で、吉田淳町長(65)はコーヒーを飲みながら、店主武内一司さん(68)と旧交を温めた。 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故が発生す… -
6月末、接種完了へ 福島県内医療従事者向けワクチン 新型コロナ
新型コロナウイルスワクチンの県内医療従事者向け接種が今月末で完了できる見通しとなった。県は十二日、医療従事者の一回目の接種終了者が目安としていた七万人を超えたと発表した。二回目の接種も六万人以上が受けており、残る対象者… -
近内(福島県立田村高校出身)初の五輪 重量挙げ67キロ級 県勢21年ぶり
日本重量挙げ協会は十二日、東京都内で理事会を開き、東京五輪の男子代表に六十七キロ級の近内三孝(こんない・みつのり)(25)=日大職員、福島県立田村高出身=ら四人を選んだ。国際連盟が十一日に発表した五輪ランキングで条件… -
「新型コロナ」12人感染 10日、福島県発表分 自宅療養ゼロ 3月25日以来76日ぶり
福島県は県内で十二人の新型コロナウイルス感染が確認されたと十日、発表した。十二人の陽性は九日までに判明した。九日現在、県内の自宅療養者はゼロとなった。自宅療養ゼロは三月二十五日以来、七十六日ぶり。 九… -
田人の魅力泊まって体感 いわき市移住の下條真輝さん由美子さん夫妻 「ワークキャンプ」来春開設
福島県いわき市田人町で地域おこし協力隊として活動する下條真輝さん(31)は、宿泊しながら地域の魅力を体験できる施設「田人ワークキャンプ・ビレッジ」の建設を始めた。クラウドファンディングで建設資金を募っている。 … -
アルパカで観光振興 広野町 東大から2頭提供
福島県広野町は七月、観光振興や交流人口拡大に向け、町内の二ツ沼総合公園でアルパカの飼育を始める。連携協定を締結している東京大アイソトープ総合センターなどから、がんの治療薬研究に活用されているアルパカ二頭の提供を受ける… -
「妖精の羽」でカーテンを製品化 郡山のホテルが採用 川俣町の斎栄織物が開発の絹織物
福島県川俣町の斎栄織物は、世界一薄い絹織物「妖精の羽(フェアリー・フェザー)」を使用したカーテンを製品化した。同社がインテリア製品を手掛けるのは初めて。五月にリニューアルオープンした郡山市のホテルで採用されており、斎… -
特定復興再生拠点区域 来春解除へ 農への意欲高める政策を【復興を問う 帰還困難の地】(82)
東京電力福島第一原発事故により双葉町下羽鳥地区からいわき市に避難している農業沢上栄さん(71)は市内の水田約五十アールで稲作に取り組んでいる。「双葉の田んぼを原発事故前の状態に戻し、次の世代に継承したい」。脳裏にはい… -
遠藤氏、3選に意欲 広野町長選 議会で答弁
十二月八日の任期満了に伴う福島県広野町長選で、現職の遠藤智氏(60)は十日、六月定例議会の一般質問で立候補の意思を問われ「重く受け止める」と述べ、三選に意欲を示した。 遠藤氏は「日本一元気なまちづくり… -
福島県内2人死亡、15人感染 新型コロナウイルス 9日福島県発表分
福島県は新型コロナウイルスに感染し、県内の医療機関に入院していた六十代男性二人の死亡と、十五人の新型コロナ感染が確認されたと九日、発表した。六十代男性二人のうち一人は三日、一人は四日に死亡し、十五人の陽性は八日までに…