待っててね エール再開 中断乗り越え収録進む

 

【福島民報ニュース】

新型コロナウイルス感染拡大に伴う中断を経て再開したNHK連続テレビ小説「エール」の収録が進んでいる。撮影現場の感染対策を徹底しながら、中断前と変わらぬ質を求めるドラマ作りに力を注ぐ。本編放送が再開されれば、激動の時代を描く物語後半に入る。制作陣は、福島市出身の作曲家古関裕而さんがモデルである、笑いと感動あふれる物語を少しでも早くお茶の間に届けようと、奮闘している。

 2カ月半の中断後の6月中旬以降、収録が再開されている東京・渋谷のNHK放送センターのスタジオには緊張感が漂う。出演者、スタッフが入る際は検温が行われ、関係者以外の立ち入りは厳しく制限されている。

 撮影は独自の感染防止マニュアルを基に進められている。各シーンで出演者同士の間隔は2メートル以上離し、接近する芝居が必要な場合には出演者側の同意を得る。出演者がマスクやフェースシールドを外すのは本番の撮影時だけ。出演者に小道具を渡す前にその都度、手指を消毒する。セットは換気可能な設計とし、セッティングは密集を避けるため、小道具や技術など担当者ごとに時間帯を分ける。
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