販売戦略知恵絞る ネット活用、宅配導入 福島県内観光果樹園

【福島民報ニュース】

 「フルーツ王国ふくしま」が誇る果物の魅力発信拠点である観光果樹園が新型コロナウイルスで打撃を受けている。外出・移動自粛の影響で団体予約が軒並みキャンセルとなり、アピールの機会が損なわれる事態となっている。経営者は感染防止対策を徹底し、出荷最盛期のサクランボや夏の主力モモなどの売り出しに向け、インターネット販売や宅配導入などの打開策を探る。9日に県が拡大を発表した宿泊費補助事業も客足回復の契機にしたい考えだ。

感染防止対策の徹底で安全・安心なサクランボ狩りをアピールする紺野さん=福島市

 県内では真っ赤なサクランボが陽光に輝く季節を迎えたが、関係者の表情はさえない。

 「団体客が来ない上、家族客の予約も少ない」。福島市飯坂町の紺野果樹園の代表紺野孝一さん(57)は13日の開園を前に不安を隠さない。サクランボ狩りは例年、団体客が多く、県外からの来園者が半数以上。今年は団体客の予約はゼロで、家族連れも数えるほどだ。昨年の今頃は団体客だけでバス20数台分の予約があった。(続きを読む

※ 本記事は福島民報社より提供を受けております。
※ 本記事及び、写真等の著作権は福島民報社に帰属致します。

関連記事

ページ上部へ戻る