ズワイガニ味わって 相馬で販売開始
相馬双葉漁協は、相馬市にある同漁協の磯部水産加工施設直売所で、相馬沖で水揚げされたズワイガニの販売を始めた。
底引き網船による今季のズワイガニの試験操業が十四日から始まったのに合わせた。松川浦漁港に水揚げされたズワイガニを、直売所内に設けたいけすで販売している。価格はサイズなどによって変わるが、七百~二千五百円ほどとなっている。
ズワイガニの漁期は三月末までで、同漁協は資源を管理しながら操業している。海水温上昇の影響などもあってここ数年は漁獲量が少量で推移しているが、同直売所の担当者は「相馬のズワイガニを、新鮮なまま消費者に届けたい。冬の味覚の代表格をぜひ味わって」とPRしている。
同直売所ではズワイガニのほか、今月末で今季の漁期が終わるホッキ貝をはじめ、多彩な本県沖産の魚介類が並び、来場者が買い求めている。
営業時間は午前十時から午後三時まで。火曜日定休。